ここでは、愛知県の自民党県連政調会が検討している政策の方針をご覧いただきます。
「県連政調会(けんれんせいちょうかい)」は、政党において都道府県レベルの組織である「県連(県連合会)」に設置されている「政務調査会(政調会)」のことを指します。さらに、政務調査会(せいむちょうさかい、略称:政調会)とは、政党内で政策の立案・調査・提言を担当する部門です。
福祉・医療
妊娠期からの切れ目ない子育て支援
県独自に低所得世帯を対象とし、1歳6か月児健診および3歳児健診時、それぞれ5万円を給付します。
幼児教育・保育の質の向上
第二子以降の3歳未満児の保育料を無料化または軽減する市町村に対し、その経費を助成します。(第三子以降を第二子以降に拡大)
児童虐待防止対策の強化
増加する児童虐待に対応するため、児童相談センター専門職員を16名増員して体制を強化します。
障害者が安心して暮らせる環境整備
障害のある人が身近な地域で暮らすことができるようグループホームや障害児者施設の整備費に対して助成します。
介護人材の確保対策
介護サービスを提供する人材の確保対策を推進します。ホームヘルパーの確保や研修、介護ロボットやICT機器の導入などに要する経費を助成します。
安全・安心
基幹的広域防災拠点の整備
被災現場や地域防災拠点に必要な資機材等を迅速かつ的確に供給する「愛知県基幹的広域防災拠点」を豊山町に整備します。
大規模地震災害への備え
「場所(避難所)の支援」から「人(避難者等)の支 援」への転換、被災者が尊厳ある生活を営める「スフィア基準」への対応などの市町村の取組を一層加速します。
ペット同行避難対策
災害時のペット用資機材配布や同行避難訓練の検証結果を基に、市町村向けに「ペット同行避難対策推進マニュアル」を作成し、災害時に人とペットが共生できる社会を目指します。
自転車乗用ヘルメットの着用促進
自転車の安全利用に関する広報・啓発活動を行うとともに、自転車乗用ヘルメット着用促進補助金を実施する市町村に対し、その経費を助成します。
教育
県立高校体育館等へのエアコン設置
熱中症対策として、2024年度から2027年度までに全ての県立高校の体育館・武道場で、2023年度から2025年度までに全ての特別支援学校の体育館でエアコンを設置します。
中高一貫校の整備
県立高校の欠員増と少子化情勢を踏まえ、中高一貫校など、中学生が自ら学びたいと思える県立高校の整備を推進します。(2025年度3校、2026年度6校開設)
フレキシブルハイスクールの設置
全日制・昼間定時制・通信制の3過程を一つの学校内に置き、3過程の間をフレキシブルに行き来して学べる新しいタイプの高校を設置します。(2025年度4校開設)
多様なニーズに応じた夜間中学の設置
日本語指導が必要な外国にルーツを持つ方・不登校などで中学へ通えなかった方への日本語の基礎指導・義務教育の学び直しを行う夜間中学を設置します。(2025年度豊橋、2026年度豊田、一宮、小牧で開設)
校内フリースクールの設置
不登校生徒の社会的自立に向けた支援の充実を図り、市町村が校内教育支援センター支援員を配置するための経費を助成します。
産業振興
中小・小規模企業の企業力強化
中小・小規模企業を取り巻く経営環境の変化を踏まえ、企業力強化等を図る貸付金、経営支援事業補助金、地場産業の販路開拓・後継者確保などの支援策を拡充しま す。
愛知の食を守る農畜産業 生産力UP
スマート農業機械の導入支援、畜産業の自給飼料の生 産・利用の拡大、鳥インフルエンザ・豚熱の防疫感染拡大の対策を強化します。
愛知の食を守る水産業 生産力UP
魚礁漁場の総合的整備、アサリ等貝類資源の増殖場造 成、のり養殖業での魚や鳥による食害防止対策、栽培漁業の生産施設設置による水産資源増大などを図ります。
魅力発信
愛・地球博20祭
2005年愛知万博の開催から20年を迎えるにあたり「愛・地球博20祭」を開催し、自然の叡智という理念を未来に継承し、愛知の多彩な魅力を発信します。
ツーリズムEXPOジャパン
2025年9月に本県で初開催の世界最大級の旅の祭典
「ツーリズムEXPOジャパン2025愛知・中部北陸」を地域一丸となって支援し、愛知の魅力を発信します。
大河ドラマ「豊臣兄弟!」を生かした観光誘客
名古屋駅へのインフォメーションセンターの設置、周遊ドライブマップの作成、滋賀県・奈良県と連携した周遊キャンペーンなどを実施し、誘客促進を図ります。