オイスカデーに参加しました


【オイスカデーに参加して ~若者たちの志と農業の未来~】

昨日、安城市民会館にて開催された「オイスカデー」に、私もメンバーとして参加させていただきました。会場には多くの来場者が集まり、オイスカの理念とその実践に触れる有意義な一日となりました。

目次

オイスカとは

🌱オイスカ(OISCA:The Organization for Industrial, Spiritual and Cultural Advancement)は、1961年に誕生した国際NGOです。「人づくり」「森づくり」「地域づくり」を基本理念に掲げ、アジアやアフリカを中心に農業研修や環境保全活動、青少年教育などを展開しています。公式サイトはこちら

日本国内では、「子供の森」運動を通じて、多くの子どもたちが植樹や自然体験を通じ、環境保全の大切さを学んでいます。その活動は、国境や世代を超え、広がりを見せています。

青年たちの発表に感銘

今回の「オイスカデー」では、アジア諸国から来日している研修生たちが、自らの体験を日本語で発表しました。彼らは、母国の農業を良くしたい、地域社会に貢献したいという志を持ち、日本での研修に励んでいます。

発表からは、単なる技術研修にとどまらず、自国を想う強い使命感と未来への希望が感じられ、私自身も大いに感化されました。また、技術を学ぶことによって生活レベルを向上させ、さらに人としてのつながりや国際的な理解を深めていこうとする姿勢に、強く共鳴いたしました。

技術と心を育む教育

オイスカの教育の特徴は、農業技術の指導だけにとどまりません。青年たちは、礼儀や規律、思いやりといった人としての基本姿勢、すなわち“心”の教育も受けています。

この「技術と心の両輪」を大切にする教育方針に、私は深く共感し、改めて日本の“道徳観”の重要性を実感しました。技術を通じて国際社会との架け橋を築くこと、それこそが日本に求められる国際貢献の形の一つではないでしょうか。

農業が支える国の土台

農業は決して楽な仕事ではありません。しかし、「食」はすべての命の根幹であり、国家を支える基幹産業です。農業が健全に発展することは、国の安全保障にも直結します。

特にここ愛知県は、豊かな自然と先進的な農業技術を誇る“農業県”です。私自身、県議としてこの農業の価値を県内外に広めていくことに力を入れており、オイスカのような活動を通じて、より多くの人に農業の重要性を理解していただけることを願っています。

南部ふみひろの見解 ~農業を通じて世界とつながる~

発展途上国の若者たちが日本で農業を学び、その技術と精神を自国に持ち帰って社会の発展に役立てる——これは単なる支援ではなく、未来を共に築くパートナーシップだと私は考えています。

農業を通じて、生活水準の向上だけでなく、国際的な相互理解や友情を育むことができます。日本は、そのリーダーとして積極的に貢献すべき立場にあります。技術力、教育力、そして人への思いやり——これらを備えた日本だからこそ、果たせる役割があると信じています。

オイスカへの感謝と応援

オイスカの職員の皆様、地域の支援者の皆様、そして夢と志を持って学びに来ている青年たちに、心より敬意を表します。

私自身もオイスカのメンバーの一人として、今後もこの活動に積極的に関わり、応援し続けてまいります。ともに歩む未来のために、力を尽くしていきましょう。

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