国際芸術祭あいち2025~灰と薔薇のあいまに~が行われます

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イントロダクション

皆さま、こんにちは。愛知県議会副議長・南部ふみひろです。今年秋、名古屋と瀬戸を舞台に国内最大規模の国際芸術祭 国際芸術祭「あいち2025」 が開催されます。本記事では、本イベントの魅力や注目ポイントをわかりやすく解説します。

開催概要

  • 会期:2025年9月13日(土)~11月30日(日)、約79日間
  • 会場:名古屋市・愛知芸術文化センター、瀬戸市・愛知県陶磁美術館、瀬戸市のまちなか
  • 芸術監督:フール・アル・カシミ(Hoor Al Qasimi)氏 ─ シャルジャ美術財団ディレクター、国際ビエンナーレ協会会長
  • 参加アーティスト:国内外から61組(現代美術54組、パフォーミングアーツ9演目)

テーマ:「灰と薔薇のあいまに」

今回のテーマは詩人アドニスの作品と手塚治虫作品に着想を得た A Time Between Ashes and Roses(灰と薔薇のあいまに)。戦争や環境破壊による“灰”に直面しながら、それでもなお希望(“薔薇”)を見出す、複雑で中間的な視座を作品を通じて描き出します。

注目アーティスト&作品

先行発表されたアーティストには以下のような感性あふれる顔触れが揃っています。

  • 沖潤子:刺繍を通し、古布や道具の“時間の痕跡”を表現
  • 小川待子:鉱物素材による始原的な陶器/インスタレーション
  • ダラ・ナセル:土地や歴史と向き合う絵画インスタレーション
  • アドリアン・ビシャル・ロハス:人類史のスケールで見るサイトスペシフィック作品

会場別の魅力

名古屋:愛知芸術文化センター

美術館、劇場、文化情報センターが集まる拠点。パフォーミングアーツの上演や現代美術作品が集中展示され、創造的な交差点となります。

瀬戸:陶磁美術館 & まちなか

瀬戸の伝統ある“やきもの”文化が背景となり、陶土や焼成技術と現代アートが融合。特に陶磁美術館の環境はアドニスの“灰と薔薇”テーマに深みを加える舞台となります。

県議会としての視点

この芸術祭は、地域文化と国際芸術の融合を図る好機です。愛知・瀬戸の“ものづくり”のルーツを再評価する一環として、観光振興・地元経済活性化にも資すると確信しています。県議会としても、文化芸術振興に向けた支援を継続してまいります。

最後に

「灰と薔薇のあいまに」というテーマは、今の時代にこそ響く普遍的・詩的な問いを私たちに投げかけます。アートを通じ、新たな対話と発見に満ちた秋のひとときを、ぜひご来場のうえ体験してください。

開催概要やチケット情報など最新情報は公式サイトからご確認ください。前売り券での参加がお得です、こちらからご購入ください。

—— 南部 ふみひろ

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