昨日、令和7年度 警察・消防殉職者慰霊式典が行われ、私は愛知県議会を代表して、殉職された皆さまに追悼の辞を述べさせていただきました。

県民の安全を守るため、日々危険と向き合ってこられた方々の尊いご犠牲に、あらためて深い哀悼の気持ちをお伝えしました。式典では、黙祷や献花、遺族代表のご挨拶が続き、会場全体が静かな敬意と感謝に満たされていました。

献花の際には、私の地元のよく知る方がお見えになっており、久しぶりにお話をすることができました。
90歳近いご高齢の女性で、先の戦争でB29が墜落し、その破片が直撃してお父様が亡くなられたそうです。突然の別れの後、ご家族は大変なご苦労を重ねてこられ、「一生懸命に生きてきました」と静かな声で語られる姿に、胸が熱くなりました。

私が県議会を代表して追悼の辞を述べたことを、とても喜んでくださいました。
その表情を見ながら、80年という長い歳月に寄り添うような気持ちで、今回の式典に参列できたことを有難く思いました。

今日の私たちの安心な暮らしは、警察・消防の皆さまの献身とご家族の支えによって守られています。あらためてそのことを深く実感するとともに、ご遺族の皆さまに心から感謝の思いをお伝えいたします。

県議会としても、これからも安心して暮らせる愛知をつくるために力を尽くし、殉職された方々の志をしっかりと次の世代につないでまいります。

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