こんにちは、愛知県議会議員の南部ふみひろです。
2025年11月12日、令和7年度 警察・消防殉職者慰霊式典が厳かに執り行われ、私は愛知県議会を代表して、殉職された皆さまへ追悼の辞を述べさせていただきました。県民の安全と安心を守るため、日々危険と向き合いながら献身的に職務を遂行された方々。その尊いご犠牲に、あらためて深い哀悼の意を捧げました。
静寂の中に満ちる敬意と感謝
式典では、黙祷・献花・遺族代表のご挨拶が続き、会場全体が静かな緊張と深い敬意に包まれていました。
ご遺族の皆さまは、今なお消えることのない痛みを胸に抱えながらも、故人の志を誇りに思い、静かに過ごされている姿が印象的でした。殉職された方々の職務への使命感、そしてご家族の強い支えが、今日の私たちの平和で安心できる暮らしの礎となっています。
90歳を迎えるご遺族の方との再会
献花の際、私の地元でよく知る方と久しぶりにお会いしました。
90歳近いご高齢の女性で、先の戦争でB29が墜落し、その破片が直撃してお父様が亡くなられたという壮絶なご経験をお持ちです。
突然の別れで、ご家族は本当に大変なご苦労を重ねてこられたとのことです。
「一生懸命に生きてきました」そう語られる姿に胸が熱くなり、その強さと歩んでこられた年月に深い敬意を抱きました。
私が県議会を代表して追悼の辞を述べたことを心から喜んでくださり、その表情を前に、80年もの長い歳月に寄り添う思いで式典に臨むことができたことを、ありがたく感じました。
今日の安心は、多くの犠牲と支えの上に成り立つ
警察・消防の皆さまは、日々の業務の中で常に危険と隣り合わせです。
その献身、そしてご家族の支えによって、私たちは安心して暮らすことができています。
今回の慰霊式典を通じて、改めてその事実を深く心に刻むとともに、殉職された方々への感謝の気持ちを新たにしました。
これからも「安心の愛知」を守るために
県議会として、そして守山区選出の県議として、皆さまが安心して暮らせる地域づくりのために、引き続き力を尽くしてまいります。
殉職された方々の志をしっかりと受け継ぎ、次の世代へとつなげていくこと。それこそが、私たちが果たすべき責任であると考えています。
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今日の私たちの安心な暮らしは、警察・消防の皆さまの献身とご家族の支えによって守られています。あらためてそのことを深く実感するとともに、ご遺族の皆さまに心から感謝の思いをお伝えいたします。
県議会としても、これからも安心して暮らせる愛知をつくるために力を尽くし、殉職された方々の志をしっかりと次の世代につないでまいります。

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