皆さま、こんにちは。愛知県議会議員の南部ふみひろです。5月5日、名古屋城外堀脇にて開催された第54回名古屋城古武道大会に参加し、末席を汚す形でわが愛知県銃剣道連盟も演武の機会をいただきました。
この大会では、居合、弓道、合気道、薙刀など、古来より受け継がれる23の武道流派が一堂に会し、それぞれの技を披露。美しく、厳かで、それでいて力強い演武の数々に、会場は終始凛とした空気に包まれていました。日頃から修練を積む皆さまの真剣な姿勢に触れるたび、日本文化の奥深さと、武道精神が未来へとつながっていく力強さを実感いたしました。
愛知県銃剣道連盟の演武について
私が所属する愛知県銃剣道連盟も、誇りを持って演武を披露させていただきました。銃剣道は、銃剣を用いて行う武道であり、短時間で相手と向き合う集中力や立ち回りは、まさに“侍”の精神を彷彿とさせるものです。
演武では連盟の仲間と息を合わせ、緊張しつつも真摯に技をつなぎました。私は今回、演武ではなく“喋る”役割で参加させていただきましたが、それでも壇上に立ち、武道の意義や古武道大会の趣旨をお話しする機会をいただいたことは、大変光栄でした。
日本の武道精神を次世代へ
今回の大会を通して、私が改めて感じたのは、「日本の武道精神は、ただの技術ではなく、心と体の調和、礼節、自制、そして相手への敬意に根ざすもの」ということです。
武道は、ただ強さを追求するのではなく、鍛錬を通じて人間性を高め、内面を鍛える“道”であり、これは今の時代にこそ求められる価値だと確信しています。
子どもたちや若者たちにとって、武道を学ぶことは単なるスポーツ活動以上の意味があります。礼儀作法、他者との協調、困難に対する粘り強さを学び、自己の成長を実感する——そんなきっかけとなるはずです。
名古屋城を舞台に伝統を継承するこの大会は、まさに未来へつなげる貴重な機会だと感じました。
動画もぜひご覧ください！
当日の演武の様子を、下記リンクの動画でもご覧いただけます。私も少しだけ登壇しておりますので、ぜひご視聴ください。
あらためて感謝と決意
最後に、大会運営にご尽力された関係者の皆さま、そして共に演武された流派の皆さま、心より感謝申し上げます。このような地域の伝統文化を支え、未来へつなぐ活動を今後も県議会の場でも支持し、推進してまいります。
今後とも、ご声援とご指導を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
