先日、三重県護国神社を参拝いたしました。
叔父二方の御霊に祈りを捧げて
この神社には、母方の叔父二方が祀られております。
上の兄は海上において、下の兄は大陸において戦死されました。
もしご存命であれば、母より十歳年上にあたり、現在であれば百歳ほどになられていたことでしょう。
私が生まれる遥か以前に、祖国のため命を捧げられた叔父に、静かに手を合わせ、ご冥福をお祈りいたしました。
生ある限り、御霊の慰霊を大切にし、祖国を思い散華されたお二方の志を継承してまいります。
受け継ぐべき志と尊厳
戦死されたお二方にも、きっと様々な思いがあったことでしょう。
しかし、祖国を守るため、家族を守るために戦ったその思いを受け継ぐことこそが、彼らの尊厳を守ることであると私は考えています。
私は、生ある限り、御霊の安らぎを願いながら、その志を次の世代へと伝えていきたい。
そして、叔父たちが果たせなかった分まで、今を生き抜く決意を新たにいたしました。
(写真:三重県護国神社にて)