サンガスタジアム県外調査報告

9月11日サンガスタジアム

昨日、京都府亀岡市にある「サンガスタジアム by KYOCERA」を視察いたしました。ここはサッカーJ1の京都サンガFCのホームスタジアムとして知られるだけでなく、ボルダリングや3人制バスケ、Eスポーツなど多彩なスポーツ施設を備え、フードコートも充実しています。さらに、保育園やスタジアムウエディングといった新しい取り組みも展開されており、スポーツと文化、そして地域交流を融合させた多機能型スタジアムとして大きな可能性を感じました。

京都サンガFCの由来と歴史

京都サンガFCは、以前は「京都パープルサンガ」という名称で親しまれていました。「サンガ(Sanga)」とはサンスクリット語で「仲間」「家族」「共同体」を意味し、クラブが地域と共に歩む姿勢を示しています。

京紫という伝統色

チームカラーであるパープル(紫)は、実は京都府のシンボルカラーです。京都府の府章に使われている紫は「京紫」と呼ばれ、赤みを帯びた華やかで雅な色合いが特徴です。京都らしい気品を感じさせる色であり、スタジアムの椅子などにもこの京紫が多用され、統一感と京都らしさが際立っていました。

一方、東京の江戸紫は、京紫に比べて黒みが強く、ややくすんだ印象を与える紫であり、地域ごとの文化的な色彩の違いを実感しました。

愛知県への示唆

今回の視察を通じ、スポーツ施設が単なる競技の場にとどまらず、文化や地域交流の拠点として機能し得ることを学びました。愛知県における今後のスポーツ施設整備や地域の活性化に向けて、多くのヒントを得ることができたと実感しています。

引き続き、県民の皆さまに誇れる施設づくりと地域活性化に努めてまいります。

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